2010/06/15

Unskied Line

 The Otter Body: Grand Teton

Grand Teton(標高:4200m)のOtter Bodyは1971年にBill Briggsによって初滑降されたGrandのルートよりさらにハードコアなルート、、、というかクライミングルートでしょ!

96年春、Doug CoombsMark Newcombは数回にわたる懸垂下降を交え、Otter Bodyを滑り???降りてしまったのでした

ジャクソンのローカルたちは当時このラインに魅せられ、数名がこの初滑降の栄冠を狙っていたらしいっす

Coombsらは約5年間待ち続けた末の滑降で、、、しかもその2日後には滑降不能になったという何とも気難しいラインだったのね

バンフマウンテンフィルムにも登場したThe Otter Body Experienceをぜひご覧あれ!!!

こちら1997年のAmerican Alpine Journalにも詳しい記事が載ってるので興味あらばぜひ

山頂から核心部付近

ルートは山頂から東面へ落ち込み、Coombs好みの55°はあろう狭〜いロックバンドをラペルし、Otter Body Snowfieldへ抜け、さらにさらに巨大なクリフをやり過ごさねばならぬクレイジーなラインなのです

NewcombとRick Armstrongは口を揃えて、「今のフリーライダーは俺たちよりジャンプも上手いし、体力があり、道具も進化してるから、条件さえ合えばいつかはラペルなしでコンプリートするだろう」と言っていますが、、、いつの日になることやら

ちなみにGrand Tetonはどのラインもエイドなしでコンプリート滑降された事はないのです!!! こちらも課題のうちのひとつ☟

 The Ford-Chevy-Stettner route

いやぁ、今年の春に日本の至宝であられる、Giri Giri BoysがDenali Diamondをコンプリートフリー化したように、近い将来ローカルの誰かがやるんじゃないのかなぁ、、、

うーん、危ないのう

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