Chris Davenportはコロラド州アスペン出身、輝かしいビッグマウンテンスキーの実績を持ち、さらに最近では1シーズンでコロラド州にある14ers(=14,000ft/約4267m)54座すべてを登攀滑降したことで有名?だ
コロラド州ディロンの山屋に本の出版記念として来ていたChrisが書いてくれた言葉は「お前もスノーボーダーとして14ers全部滑っちゃいなよ」だった(最近Jarrett Luttrellがスノーボーダーとして初めて全て滑ったようだ)
その折、シンプルに「どこが一番難しかったですか?」と訊ねてみたら、、、
躊躇なく答えたのはCapital Peakだった
Neal BeidlemanとChrisはCapitol Peak南壁に新ルートを拓く
Chris曰く、「今までで一番シビレたラインで、何も言えねぇ、、、」という
この直前にとてつもないルートを滑っているChrisだったが、このCapitalに関しては滑降後に放心状態になったという
Pyramid Peak Landry Route (no downclimb finish)
そのとてつもないルートとは、30年ぶりの再滑降である東壁Landry Route、コンプリートではファーストディセントであるが、Chrisに言わせると全局面でCapitalはさらに圧倒されたという、、、
Knife Edge Ridge
悪そう、、、
核心部分の話になると、最初にあげたのは、やはりミスの許されないKnife Edge Ridgeで通過に1時間を要しており、頂稜に出たのがお昼前だったという
さらに夏のノーマルルートと別れ、南北の壁を分ける際どい際どいリッジクライムを強いられたようだ
そしてついに頂上へ、、、しかしここからが本番だ
しかし、Chrisは根っからのスキーヤーで頂上でスキーを履いた時、前途多難な滑降を前にひとまずホッとしたらしい(わかるなぁぁぁ)
ラインはルートファインディングが明確ではなくミスは決して許されない、、、
最初は60°のフェイススキー、、、もちろんNo Fall Zoneだ
そして迷路のようなロックバンドをトラバース、さらにリッジを越え、ついにThe Point of No Returnに入り、、、最後の最後までシビレっぱなしのルートだったようで
彼らはこの滑降を誰より楽しんだであろうDoug Coombsに捧ぐという
ご存知のように、その後もChrisの快進撃は止まりませんなあぁ
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