2010/10/12

御在所藤内壁前尾根


鈴鹿国定公園に聳える1212mの御在所岳は日本二百名山であるとともに花の百名山でもありますが、みどころは何と言っても、太古に堆積した花崗岩が浸食により山肌に現れ巨岩・奇岩を擁した山容じゃないでしょうか

今回のオブジェクティブである藤内壁前尾根P7からP2まで連なる岩峰に、クラック、チムニー、フェイス、カンテなどが難易を取り混ぜ揃っている楽園なのですねぇぇぇ 


2008年秋の土石流により崩壊していた藤内小屋ですが、小屋をこよなく愛する地元のボランティアの皆さん達の多大な協力の下、今年の春より営業小屋として再開しています

右は新しいログハウス風の客室でちょーキレイです


豪雨の被害を唯一間逃れたホールには毎週小屋をこよなく愛するボランティアの方々というか数十年来のお客様がいらっしゃいます、、、そして飲んで歌って騒いで、、、最高なのです

そして仮設の露天風呂から見る夜景はミリオンダラーであることは言うまでもありませんね


そして快晴の体育の日、北谷本流から正面に本日取り付く藤内壁前尾根の姿が、、、


五合目の分岐には分かりやす過ぎる標識が、、、そして藤内沢へ入ると正面に一の壁と中尾根バットレスがど〜んと現れ、テスト岩の右へ進路を取り前尾根取り付きへ


スタートのP7はかぶり気味のクラックをハンドジャムを使って登りま〜す、、、快適!


P6は狭〜いチムニーを通っていくんですが、フリクション効いて楽しいし、快適!


P5は北谷側の凹角を通り、ピークから見る景色は伊勢湾の絶景!!!そして美しい花崗岩のルートたち! う〜ん、快適!


P4は北谷側より藤内沢側のクラックとフェイスが面白いかもしれませんね、、、そしてP3の右の細かいクラック沿いが快適に楽しめます



そしてP2の(やぐら)へ、、、普段は快適なクラックなはずですが、前日までの降雨により中は結構濡れていまして、思ったより悪かったですね(なお、巻き道あります)


P2を過ぎるとP1を通り、裏道登山道(一般登山道)に出て、御在所岳の頂上まではすぐ

頂上は広くスキー場になっており、くつろぎの空間でしたねぇぇぇ、、、思わず寝そべっちゃいました

帰りに兎の耳と呼ばれる岩場で遊んで、湯の山温泉で癒されてから帰路へ、うーん快適すぎましたねぇ

藤内小屋の皆様、ありがとうございました〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、もうすぐ紅葉かなぁ

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