2011/02/17

Hard Boots ハードブーツ

Dynafit Dy.N.A

先日ソフトブーツについて書いたので、今度はハードブーツについて少し、、、

Low Tech Race 111g

こちらのDynafitブーツとTLTは山岳スキーレース用のセットアップで、ブーツはバックルにケブラーの細引きを使った950gという驚異の軽さと、ウォークモード62°の可動域という化け物級の最先端の代物で、TLTと足しても1kgちょいとシェル上下より軽いかも!?なんでも、ヨーロッパのレーサーはさらに改造に改造を重ね肉を削いでいくらしい、、、なんちゅう世界や、、、なお、お値段は聞かないでください(スノーボーダーのためのTLTシステムに関してはコチラをごらんくだされば幸いです)

話は逸れてしまいましたが、スノーボード黎明期はハードブーツが主流であったのは前にも述べましたが、では今一度なぜハードブーツなのか!?
  • ソフトブーツでは登攀能力が不十分かつ不安
  • 保温性に欠ける
  • 耐久性に欠ける
  • アイゼンとの相性が良いとは言えない
では、逆にハードブーツの欠点と言われている点は!?
  • 硬いのでSurfyな感じがない
  • 歩きにくい
  • パーツがいっぱいあって壊れたら面倒そう
これらを踏まえた上であえて言うとすれば、ハードブーツもいじればかなり使えますよって事でしょうか
 左)Before  右)After

まず、こちらはScarpa F1ですが、①既成のインナーをIntuitionに換えてます、②インソールもSurefootカスタムに換えています、③上部のパワーストラップを取っています、④うしろのバックルから伸びているファンキーなケーブルも取っています、⑤それに合わせ、脛のストラップを付け替えてしかも肉薄にしています、⑥タンを取ってダクトテープで補修しています
ハイバックの代替として使うにはデカすぎ!?、、、

また、F1に関して顕著な欠点は、①既成のバックル止めではなくハイバックに変わるヒールのサポートが欲しい、②保温性に欠ける、③バックルのせいでアイゼンを選ぶですが、①に関しては上の写真のようにSpark R&Dのキューブを装着してスキー/ウォークモード切り替えを行っている人もいますし、②に関しては自分なんかはオーバーブーツを被せて対処しており、③に関しては以前はサイドロックタイプのワンタッチアイゼンを使用していました

 Cho Oyu C1上部アイスフォール(約6800m付近)
Outdoor Research over boots
Petzl Sarken Sidelock

また、タホ周辺なんかにはガッチガチのハードブーツ(いわゆるATブーツ)でがんがん山へ行っているスノーボーダーもたくさんいます(自分は無理です!)

 Lowa Struktura Evo

ハードブーツを履く上で注意しているのは、①縦、横ともにフレックスがある事、②ソールがしっかりしている事、③バックルが少ない事できれば2バックル(または外せる事)、④タンが取り外せる事、⑤TLT対応である事、⑥ジャバラおよびそれに準じた機能がある事、そして⑦軽量である事などでしょうか、、、むかしのKoflachはレースタイプでしたが、増し締めが面倒でしたねぇぇぇ
Dynafit TLT5 Performance 

そんな条件にあっている今のハードブーツはScarpa F1とDynafit TLT5およびDy.N.Aでしょうか


ちなみにこちらのTLT5はつま先5mmのACTI-FLEX ZONEがあって次世代のジャバラ効果で登高もスムース!さらにクライミングサポートであるつま先のソールは単体で交換可能(上の写真では黄色のつま先部分)という事でピンホールに干渉するまえに対処できます

目減りしたクライミングサポート部

どうしてもDynafit TLTの話に行きがちですが、これらのバインディングはどうするの?!っていうのが率直な疑問だと思いますので次回に!!!

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