だいぶ前になりますが、TetonATにディスカッションがあってスノーボードとスキーどっちが山岳滑降に向いてるのか???というスレッドが立っていました
GT: East Ridge
ここで言う山岳滑降とはGrand Tetonをはじめかなりシリアスなラインを指していると思われますが、興味深いので自分の思うところを書いちゃいましょうまず、通常スノーボーダーはスキーヤーより短い板を履いている事が多く、同じ能力ならスノーボーダーの方が狭いクーロワールなどを軽快に滑れるのではないでしょうか?ただ、ここ数年スキーヤーもかなり短い板を履いていますからねぇぇ(160cmとか)
スノーボーダーはトゥーサイドエッジでいる際、完全に斜面と向き合っているので、サイドスリップ(スキーヤーはサイドステップも含む)の際により安全ではあります!とくにピッケルやバイルを持っている時には有効でしょう、、、が、しかし、ヒールサイドエッジは真逆で「DEEPER」でのJeremyのシーンを思い出す方もいると思うけど、かなり「あわわ」な感じですよね!?また、スキーは計4本のエッジがありますが、ボードは2本ですよね〜(ここら辺の話になるとサイドカットとキャンバーは要らんという話まで発展しますが、、、)
決定的なのはボードはサイドステップで障害物などをかわせないという点だと思いますね、、、なので祈りを込めて力任せにサイドステップ(まったくお勧めできません!)やサイドスリップまたはジャンプでかわすといったギャンブルに出ざるを得ないのも事実です(核心のノドなどでスノーボードをスキーモードまたはアイゼンに履き替えるときなど生きた心地しません)
北米の山岳スキーヤーは大抵このBD Whippetを使っております、、、が、しかし、これはギンギンに研いでもピッケルの様にはいかないので、両手が空いており、ピッケルやバイルを携行できるスノーボーダーの方がより安全であると言えるでしょう(Marcoは重た〜いバイル2本握って滑っていましたね)
まあ、それぞれ何かと善し悪しありますが、機動力や利便性を考えてどっちが優れているとも劣っているとも言えないでしょうね(優れたヤツは優れているので)
ただ、山岳スノーボードの場合はトータルに考えてスキーヤーに劣らないようにするにはどうしたらいいかを考えないと厳しいと思いますが、、、
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