2011/01/13

Avalanche Shovel

Brooks Range Backcountry Pro

トリプルアンテナのアバランチビーコンがスタンダードになってからアバランチレスキューのメインフォーカスがシャベリングに移行してだいぶ経ちますね(その最たる例としてInternational Snow Science Workshop2008の「THE V-SHAPED SNOW CONVEYOR BELT」by Manuel Genswein & Ragnhild Eideがあります)


そこでシャベルというギアに着目して、2009年アメリカのAAA「Avalanche Review」の「Shovel Performances Span Heaven and Hell」という記事の中で様々な実験を繰り返し、現存するシャベル各種をかなり痛烈にレビューしていくものがあります


まず、ブレードの素材は強靭な6061アルミニウムT6仕上げ(熱処理)しかありえないとし、シャフトはテレスコープ、ある程度大きめのブレードサイズで、形も強靭なストレートのフロントラインで脚力を使えるフラットトップが一番としていますね
フラットトップとストレートなライン(BCA Chuguch Pro)

ハンドルタイプも当然TじゃなくてDと豪語していますが、同じDグリップでもサイドウォールがないとパフパフなグローブには相性がわるいとも言っております

左)あり (Voile Telepro T6)右)なし(G3 Avi TECH )

その他さまざまなカテゴリーで試した結果、Voileの評価が一番高いですね(まあアバランチプロフェッショナル向きという事ですが)

まあ、ほぼ同意できるんですが、最低限の条件を満たしていれば、プレイヤーの考える優先順位を踏まえて選ぶのが個人的には一番いいと思いますよぉ(プラスチックのシャベルは軽量だしパーティ内で1本あるとテントの雪かきに便利だったりしますし、、、)

例えばこちら☟ Brooks RangeのシャベルシャフトはSled用にダブルになっており、それぞれスロットが刻まれています




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