牛首展望台からの夕焼け
北鎌を断念した後、東鎌〜槍ヶ岳〜西鎌〜双六〜新穂高温泉を縦走して、平湯温泉で疲れを癒し帰京しました(トロけ〜るA5の飛騨牛ごちそうさまでしたぁぁぁぁ)
そこで去年行った北鎌のご紹介をしま〜す
大天井ヒュッテから西岳へ向かう途中、さりげな〜く貧乏沢入り口の標識が隠れていて、悪〜い沢(水量が少ない事から貧乏沢と言うそうな)を一生懸命下ると、天上沢に出ます
北鎌沢へ入り、二俣を右俣へ上がると北鎌のコルで、ここから天国の稜線歩きが始まります
天狗の腰掛けを越え、悠然と聳え立つかっちょええ〜独標へ向いますが、それにしてもお隣の硫黄尾根は薄気味悪いすなぁぁっ
独標はトラバースするか頂上を踏むかのオプションがあります!(直登が一番ええすね)そして、槍を眺めつつ立ちはだかる小ピークたちを踏み(または巻き)、いよいよ迫り来る槍ヶ岳の勇姿にお客様の涙腺も緩んできます
そして励ましのレリーフが、、、
直下のチムニーを登れば念願の槍の穂先でございます!!!おめでとうございまぁぁす
最後に、北鎌といえば1936年1月には「孤高の人」加藤文太郎が、1949年1月には松濤明が遭難したことで永遠に語り継がれるのですが、特に26歳の若さで命を落とした松濤の最後の手記(1月6日)は心を抉るような迫力があります、、、
1月6日 フーセツ全身凍ツテ チカラナシ
何トカ湯俣迄ト思ウモ 有元ヲ捨テルニシノビズ死ヲ決ス
オ母サン アナタノヤサシサニ タダカンシャ
ヒトアシ先ニオトウサンノ所ヘ行キマス (略)
今14時 中々死ネナイ ヨウヤク腰マデ硬直ガキタ
全身フルエ ソロソロ クルシ ヒグレト共ニ凡テオワラン
サイゴマデ タタカウモイノチ 友ノソバニ
ステルモイノチ 共ニイク(略)
我々ガ死ンデ 死ガイハ水ニトケ ヤガテ海ニ入リ
魚ヲ肥ヤシ又人ノ身体ヲ作ル
個人ハ 仮ノ姿 グルグル マワル
マツナミ
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