STEEPでDEEPな山マンガ、独断と偏見で勝手にランキングしちゃいました〜♬
5位 「ビッグウォール」文藝春秋
90年代後半の作品で山野井泰史さん監修ということで、かなり細かい部分が洗練されています
クライマックスは落石によってギアを落とした主人公が、ありえないムーブを駆使しトール西壁に登りつめるというもの
ひとつあげるとすれば、描写の迫力、、、でしょうね
4位 「氷壁の達人」ギガコミックス
山岳同志会小西政継氏をモデルにした力作!
もう20年も前のマンガだが、小西氏の著書の数々と同時読破すれば、「鉄の男」になれる!?
ちなみに小西氏の著書は年代順に読むとわかりやすいっす
最後は長尾三郎氏の「激しすぎる夢」で完結しましょう!
3位 「神々の山嶺」集英社
もはや説明不要の名作!夢枕獏氏と谷口ジロー氏のコラボで超ド級の世界を描いています!!!
谷口氏はこんな描写ができるのに、本当に山を知らないのだろうか???
大義名分も、現代の草食系男子にもの申す「エベレスト南西壁冬期単独無酸素登頂」!うーむ、獣の臭いがする!そして感動のラスト
2位 「K」双葉社
谷口ジロー氏の迫力満点の登攀描写と伝説とも言えるKの武勇伝の数々にただただ感動、、、
時には氷壁に取り残されたクライマーを大鹿の太ももで凍傷を治療し、時にはオーバーハングに吊るされたパートナーを腕がらみ一本で引っぱり上げ、時にはエベレストの偉大な神々の息吹と自らの呼吸を重ね、そして時にはマイナス170°の聖山カイラスで生き延びる!そして、人は彼のことをKと呼ぶ
1位 「岳人列伝」小学館
初出は81年というから歴史を感じますねぇぇぇぇ
全話名シーン目白押しですが、あえて挙げるとすれば、グランドジョラス北壁で遭難死した日本人パーティの息子同士の20年越しのリベンジを描いた、壮絶な登攀の末に言い放ったこの一言!「わかったぜ父さん、山は人が死ぬ所ではなく、人が生きるために最大の努力をする場所だと」、もうひとつはK2で完全にやりすぎちまった隊員たちに雪崩が襲って来たときのコンセンサス「裁くのはK2(コイツ)だ!!!」
番外編
99年にヤングサンデーに掲載された山野井泰史氏のフィッツロイソロ登攀を描いた作品!
モーニングに連載されてたクライミングマンガ
絵がきれいでなかなかのマンガだったんですが、途中で中途半端に終わっちゃってるのが残念!
絵はなんとも言いがたいんですけど、山岳警備隊を舞台とした熱血物語でまあまあ熱い!です
ある意味下馬評通りの結果?に!いやあ、山マンガってほんといいもんですねっ!
今度全部貸してください!!
返信削除仕事のオフに読むだよ。
マンガの前に大量の山岳ノンフィクションをお貸しします!まずは登山史を頭に入れてからマンガを読むとあーなるほど〜と思うでしょう!あと、今度マニアック山岳映画ベスト10も書きま〜す←いらん?
返信削除私も振り子トラバースからの横ランジに憧れ、クライミングを始めたっす!!
返信削除しかしながら山の漫画はすべて熱い男の物語ですな~