北漢山・仁寿峰(804m)
先日韓国の
仁寿峰へ行って来ましたが、いろいろな意味でたくさんのカルチャーショックを受けました!!!
パタゴニア東大門ストア
韓国は国土の約70%が山地で成り立っていますが、最高峰は済州島の
漢拏山(1950m)であり、高い山は少ない!ただ、韓半島の大半は花崗岩および花崗岩質の片麻岩で構成されていて登攀に向いているんですね!
漢拏山とチョウセンツツジ
登山の歴史は浅いものの、コンペクライマーの質の高さやヒマラヤでの実績は目覚ましいものがあり、8000m14座登頂者も複数名輩出しています、、、
キム・ジャイン選手
新しくなった羽田空港国際線ターミナルから出発して、金浦空港まで約2時間!稚内より近い!?
着いた夜はそりゃあ食い倒れですね
次の日はいざ白雲山荘へ上がり、ルートを数本!と思っていたら、恐るべし仁寿峰!週末はどのルートも激混み!!!
見よ!このアリンコのような人、人、人!
しかもやっと取り付いた
シュイナードB(5P 5.9)を登る直前にはレスキューヘリが!
イケイケのコリアンクライマー恐るべし!
全5Pのうちの2Pを終えたところで先行パーティーが立ち往生!先へ進めん!夕食の時間迫る!ので下降!というあり得ん展開に
行き当たりばったりのクライマーに熱い手当を受けるMSJ
しかし、コリアンクライマーのメンタルは強いですね、
ピンは遠いし、あわわな感じのスラブもフリーでテケテケ登ってくるオヤジ多数!しかも懸垂は
1本のロープで同時下降!セオリー無視の何でもあり!ただ皆超フレンドリーでした!
これでもかという量の韓定食!
ビール、チャミスル、マッコリと泥酔コース
Photo by Shoji
キムチを作る地元のオバチャンたち!!!
Photo by Shoji
夜景もキレイ!
Photo by Shoji
白雲山荘は本当にいい所で、料理もおいしい、人もやさしい、素晴らしい所でしたね!オーナーの李さん(真ん中)もかわいい!?
Photo by Shoji
翌日は珍しいリッジルートへ行く事に!しかし、こちらには正確なトポがないため取り付きが分かりにくい!やっと取り付いた仁寿リッジ(10P 5.9)!
やっと見つけた目印のクラック!!!
Photo by Shoji
仁寿リッジは長〜いリッジ(歩きも多い)です!
このピンはドエライですねぇ
Photo by Shoji
お隣の白雲台(一般ルートがあります)
午後からはもう一つのリッジルート「万景台リッジ」へ行きました
取り付きの龍岩門
常に岩砦があります
ここからが核心
Photo by Shoji
このリッジというか、北漢山のリッジルートは難易度はなく、歩きも多いんですが、とてつもないエクスポージャーなのに、そこを平気で歩くいわゆる「オバチャン」が目立ちます(汗)ピンが無いのでカムは必携です!!!
ダウンクライムも際どいとこ多し!
この側壁には古いリングボルトも!
このルートは景観がすばらしいルートです!
なんだかんだ言ってすげー楽しかった北漢山のリッジクライム!まだまだ行きたいですね
Photo by Shoji
翌日からは雨!雨!雨!う〜ん、日本列島も大雨だったらしいですが、回復の見込み薄く、仕方ないので下山!消化不良は否めませんがやむを得ず!
トソンサ
市場のオバチャン
う〜ん、香ばしいでしょうね、きっと
一番フレンドリーな対応してくれたショップ
もちろんMAMMUT
前から思ってたんですが、韓国は登山人口の平均年齢が圧倒的に若く、ショップも至る所に点在し、金浦空港のアウトレットにも多々出店している現状なのですね
ただ、モノ(ギア)が安いかといえば、日本と同じか少し安いくらいで、品数も微妙ではありますね〜ただ古くから仁寿峰に通う平澤さんはもう入手困難なエイリアンのセットが買えたので大はしゃぎしていましたが!
水餃子も美味
ミョンドンの町並み
Photo by Shoji
最後の晩餐はチャミスルとマッコリでみんな泥酔して、次の日は二日酔いも甚だしく辛かったぁぁぁ〜、、、学ばない大人たちです(涙)