2010/08/19
Mammut Trion Pro
最近こちらのバックパックをゲットしましたー(また赤かよっ!しかもかなりショッキングなレッド!☜お客様には分かりやすいと評判なんですが、、、)
めちゃめちゃ調子いいですよね、コレ!いいとこ挙げたらキリがないんですが、、、
まずは、独自に開発された調整可能な6 mm厚アルミニウムのButterflyフレーム!重いものを背負っても負担が少ないように思えますね
次に、ハーネスとの干渉を防ぐ、一瞬で取り外し可能な3Dヒップベルト!(かなり重要ですなぁぁぁ)
さらに、雨蓋は完全防水加工でシングル止め!ボディも耐磨耗処理で、アイゼンを持ち運ぶ際にバックパックの前面を保護でき、摩擦耐性の高い、耐水圧10,000mmのナイロンを採用している逸品!
この動画をみればみんな欲しくなる??? ちなみにブラックもありますよ〜
2010/08/16
試練と憧れ
いきなり重ーい感じですが、こちら馬場島の剱岳早月尾根登山口にある石碑でございます、、、う~ん、深いいですねぇぇぇ
今回はテント担いで早月尾根から山頂抜けて、平蔵谷を下降して八ツ峰でいろいろ遊ぶという山行プランだったのですが、結論からいうと試練でした、、、
早月尾根は北アルプス三大急登のひとつなんですが、アプローチの日も例外になく暑~い登りになりました(ちなみに他二つは烏帽子岳のブナ立尾根と燕岳の合戦尾根ということらしいが、出所によっては笠ヶ岳の笠新道を入れることもあるみたい???)
まあ、ひたすら登りなんですが、時おり展望の開けた場所から見る景色は唸りますっ
テント場も所狭しと、、、でも窓から見る景色はミリオンダラーですなぁ
この小屋では天水を利用しているため、玉殿の湧水をおすそ分けしてくれるのですが、、、2リットルで800円とロング缶のビールと同等の価値があるのです!!!体力に自身のある方は数リットル持ち上げた方がいいかもね!?
しかし喜んでいたのは夕食後くらいまで、、、その後は土砂降りの暴風雨!(涙)、、、BDのシングルウォールテント君はもはやキャパ超えでずぶ濡れ!!!
次の日はとりあえず全て背負って、携帯電波状態のいい2600m地点まで行って天気図チェック!しかし、案の定八ツ峰予定の日々はかなり悪そう、、、うーん、どうしましょう(まあ濡れてる岩を攀ってもねぇぇ)
まあ、山は逃げないということで2600mから空身で剱岳ピストンして再び早月を下る苦渋の決断!
誰もおらん山頂はいいもんですねぇ、、、でも降りすぎっすよぉ
下山後やはり癒してくれたのは白エビ丼でしたねぇぇぇ
2010/08/12
前穂高岳北尾根と北穂高岳東稜
前穂と言えば北尾根でしょう!?そう、日本三大岩稜のひとつなんですねっ
もちろん、前穂高岳東壁は井上靖氏の「氷壁」の舞台でもありますよね
また、穂高の主稜線から少しずれているために、穂高連峰から槍ヶ岳への大展望が楽しめるのも魅力ですね
夏休みという事もあってファミリーが多かった涸沢!アプローチした日は暑い暑い(汗)
うーん、食べたいっ
今回も涸沢小屋にお世話になりました!いつも いつも最高のもてなしをしてくれる涸沢小屋の愉快な仲間たちは最高っす!!!とくに大和撫子ウッチーさんには癒されますよ〜(写真なくてすいません!)話は逸れましたが、今回は涸沢小屋をBCに北穂東稜と前穂北尾根を登りに来たゲストは緊張気味ながらやる気十分!(ちなみに小屋のソフトは絶品っす)
入山2日目はゴジラの背が特徴的な北穂東稜です!とその前に、、、
この常念からの朝焼けは最高に癒されますねぇぇぇぇ、、、たまらんっ
核心のゴジラの背
途中にはお花畑もたくさんあって岩と花のコントラストがいいですねぇぇ
そして、前穂の北尾根上のから見る景色はどうですかぁ???うーん、病み付きぃ
おーっ、まだダイレクトルンゼは両俣とも雪がガッツリやねぇぇぇ、、、とよそ見!?
相変わらず脆〜いⅣ峰は涸沢側が特に悪〜いですねぇ
Ⅲ峰は快適なもんですよ〜、、、でも途中から霧雨がぁぁぁ(やめてぇぇぇ)
2ピッチ目のチムニー横のフェイスを登るパーティ
3ピッチ目快適な凹角を登る前パーティと登るわがゲスト
Ⅱ峰の下降(約10m)なんですが、一週間前にクライムダウンしたパーティが滑落事故(要救)起こしていますので要注意!!!まあ無難に懸垂またはゲストをロアーダウンした方がいいでしょうね
そして無事に前穂高岳山頂へ、、、しかし雨が強まり視界が悪く、、、予定していた涸沢への下降ルートは断念し、吊尾根経由5時間かけて涸沢小屋へ、、、しかも穂高岳山荘辺りから土砂降り(涙)
5日間頑張ったゲストと涸沢小屋に感謝感激です!
2010/08/06
ハードブーツで何が悪い!?
こちらのランドネーブーツ(最近流行りのランドネとは違います)は山岳スキーレース用の軽量ブーツですが、山岳滑降をこよなく愛するスプリットボーダーにとって無敵のセットアップになっております(本当か???)
これは現代のScarpa F1ブーツですが、私は改造に改造を重ね、ベロを取り、ラチェットを全て外し、ライナーも換え、、、原型をとどめておりませぬ(今度写真アップしますね)
このセットアップの利点はDynafitのTLTバインディングに装着可能=登攀能力が上がるかつ軽量という事ですね、、、もちろんソフトブーツに比べると滑降性は落ちますし、慣れが必要ですよ〜(私は2003年から履いておりますが、未だ試行錯誤を繰り返しています!!!)
こちらはF1レースというもっと軽量なるものですね(下はカーボンレースというモデルですが、軽いのはいいけど耐久性や保温性に乏しいので山岳滑降、とくに高所ではアウトな訳です)でもこの子たち、ベロが無くても防水のラミネートがはじめから付着していていいなあ、、、
こちらは先シーズンまでで終了してしまったF3です。F1よりはるかに堅く重いんですが、ヒール部分をみて下さい!WALK/SKIモードの切り替えがスマートで良い!(超重要っす)でもスノーボーダーは元来自由な人種ですので3バックルは不要です(要改造)
こちらがF3の進化型、2010/11ターミネーターXでございますが、少々マッチョですねぇぇぇ
まあこんな感じのハードブーツたちですが、私はジャバラ付きのATブーツしか履きません!しかし、ゴツくてマッチョなハードブーツを履いている北米スノーボーダーは多々いらっしゃいます(しかもかなり攻めてます!)
えー、またこの話題はシーズン前にでも真剣に書きま〜す!
2010/08/05
2010/08/04
最も危険な一般登山道!?
西穂高岳からジャンダルムを経由して奥穂高岳に抜けるポピュラーかつ、昨今では一般登山道化してるとも言われている縦走路に出かけました(もちろん認識はバリーエーションで1:10くらいで歩いているガイドパーティもいるけど、、、大丈夫っすか?)
今回は友人ガイドでもあるKGガイドサービスの上田恵爾氏のお客様2名をご案内♬
西穂高岳から入山して、猛暑の中ぐんぐん突き進みました〜!一人は岩稜歩きのベテランさん、そしてもう一人はバリエーション初体験ながら屈強な方
西穂山荘を暗〜いうちに出て、西穂高岳までズンズン進みます〜、、、あれいつの間にやら各ピークに番号が、、、しかもチャンピオンピークなるピークもありますねぇ
さあ独標でロープを結び合いいざスクランブルの開始で〜す!!!
西穂高岳を過ぎて、これからが本番の長丁場!穂高はいつ来てもかっちょええですよ〜
ガレた間ノ岳を過ぎ、天狗岳へ登り、またコルへ下降とアップダウンのオンパレード!俗に言う「もったいなぁ〜い」ってやつです
天狗のコルが岳沢に下りるエスケープルートなりますが、本日お山は晴天!えーっ、これ登り返すのぉぉ〜とゲストたち!Oh, Yeahhhhh、登山は登りがあって下りがあるんです!
ぐんぐん登ります!うーん強いゲストたちよ、アッパレです、、、といきなりガスに包まれてせっかくのジャンダルムでは視界なし!残念でしたぁ(>_<)
核心のロバ耳と馬ノ背を難なくこなし、奥穂高岳の山頂へ!!!
この余裕!
途中、癒しのお花も咲いていました!
そして生ビール求め早足で穂高岳山荘へ急ぐゲスト、、、お気をつけあれぇ〜〜〜
下山はいつも通り白出沢!例年よりかなり積雪多いのでこんなサインも、、、
出発前には前日トイレで水浴びしていた?韓国隊が気合い入れておりました!そして、いざ下降、、、といきなり400m超の雪渓が現れて行く手を阻みます!うーん、フィックスだなこりゃ
これより下部は問題無し!橋もちょうど今日(8/2現在)架かかりましたよー
平湯で火照った身体を癒し、短い山行を締めくくりゲストもガイドも満足の旅になりました
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