2010/07/20
雄麗にして玄美な山
この連休を利用して剱岳へ行って来ましたぁぁぁぁ〜
ゲストは屈強な身体の持ち主で、今回は北方稜線縦走を目論んでいました、、、
梅雨明け前に入山し、室堂は視界100mでガスの中、、、今年はGWの時も思ったけど、残雪めちゃ多いですよね〜
雷鳥沢も雪渓がバッチリ残っていて、なんかいつもと違う雰囲気、、、まだ滑れるじゃん(涙)剣沢も滑れます、、っていうか真砂までノンストップで繋げるじゃん(汗)
いつもお世話になっている剱澤小屋はガイドパーティ2組のみ!この日上山してきた新しいスタッフが初々しくて良かったですねぇ、、、新平さんも心強い事でしょう!
次の日は天気予報悪かったので、真砂沢まで下ってご主人にご挨拶!なんと今年は若い女の子のスタッフが常駐しております!!!なんとモノ好き!(失礼)そして帰路には、源次郎尾根取り付きすぐの1ピッチを登ってみたりして、、、(前日までの降雨のせいで滝のように流れておりましたが、奮闘するゲスト、、、)
そして次の日は池の平までの遠足!うーん、快晴無風の最高のコンディション!!!
ぐんぐん高度を上げると先攻パーティが立ち往生???聞くとカニのタテバイが見つからんという!なるほど、今年は残雪多くて取り付きが隠れちゃってるね(笑)ほとんどのパーティがヨコバイを往復してたとか、、、そんな事は関係ないライチョウさんはピヨ子をたくさん連れて散歩しておりました
タテバイは元来、本峰南壁ルートのひとつで並列した4本のバットレスの中のA4稜といわれたルートであったようですが、渋滞緩和のために登り専用ルートして生まれ変わったものらしい(もちろんわたしの生前の話っすよ)
頂上はそりゃあいい天気でしたねぇぇ
そして、北方へ向かいます、、、
長次郎の頭をパスして長次郎谷を左俣から右俣へトラバースしてもよかったんですが、ゲストはストイックにも長次郎の頭へアタック!
池ノ谷ガリーへの下降は例年通り悪く、ガリーも1/3はアイスバーンとなかなかやりますなぁって感じ、、、時間くったわぁぁぁ、、、(涙)
三ノ窓に着くと天気が崩れ始めちゃって、、、ゲストの疲労度とこれからの小窓王〜池の平小屋の超悪場を考えるとタイムアウトという事で心機一転、真砂沢へ進路を変更!
三ノ窓雪渓は下部が怪しいので、疲れた身体を引きずり池ノ谷ガリーを登り返し、急峻な長次郎谷右俣を下降するゲストよ、、、何と頼もしいことか!
次の日はシーズンベストだろう快晴!別山の岩場経由で室堂へ帰りました♬
が、室堂から富山までは激コミ〜、、、そりゃあそうか???連休だもんねぇぇぇ
街に戻って、キトキトな白エビちゃんをパクリして、帰路に車窓から見る剱岳西面に惚れ惚れぇぇぇぇ〜
また行きましょうね!
2010/07/13
Brooks Range
Brooks Rangeはアメリカのカリフォルニア州でマウンテニアリング用のギアを作っている小さな会社でございます(北極圏以北のアラスカのBrooks Rangeとは関係ありませんのであしからず、、、Matt Brooks氏が立ち上げたのです)
普通のギアを作っているわけではなく、主に気の利いたガイドツールを生み出しており、アメリカ山岳ガイド協会とも密に繋がっております
また、スキーガイドツールも多々作っており、かなり好評なのですねぇ
(☟ごく一部)
左上)Professional Guide Toolkit 右上)Backcountry Mini Pro Shovel
左下)Professional Digital Guide Snow Study Kit 右下)All In One Rescue Sled
そして、こんなダウン製品も出していますよー(結構いいですよ〜)
そこで今回はテントの紹介をしま〜す!!!
このテントは何が凄いかって、超軽量!わずか1.59lbs(620g)!!!普通にシェル一枚と変わりません!まさにLight is Rightの最先端!!!もちろん4 Seasonテントで2人用です
このテントのファブリックはCT3bという超軽量のスペースブランケットに似た素材で作られており、ナイロンに比べ軽量かつ耐久性に優れ、さらに撥水性も強いとの事です
さらにこのCT3bは冬は熱を逃がさず、夏は涼しいというまさに至れり尽くせり!
Jetboilより遥かに小さいボディ!
このテントはポールがありません!なぜなら、スキーポールを使います(よ〜く見ると最初の写真で使ってるのがわかります)
また、プローブエクステンダーを使えば、プローブを使ってポール代わりにすることができるのです
夏は付属のアルミポールを使ってセットアップします
フロアは2.3m四方、高さも97cm、前室も0.75m四方で広々!
ガイラインやヴェンチレーションも完備していて快適そのもの!
さらにスキーマウンテニアリング用にRescue Sledを内蔵したフロア付きのS2というモデルもあります!
これで$600!これを見てくれてるマニアな方々、円高の今どうでしょうか???
2010/07/11
花の北海道
チシマフウロと蝶々
今年は雪解けが少し遅いせいかお花は遅れてるっぽいですが、なんのなんの
希少なエゾルリソウ
山荘では釣りたてホヤホヤのイワナを刺身でペロリ!うーん、源流イワナはぷりっぷりっ
山荘からの暑ーい暑ーい中グングン高度を上げるとやがて稜線へ、、、カールに残った雪渓が綺麗だなぁぁ
お花は少し遅めだけど、ここいら一帯(幌尻岳〜戸鳶別岳)はいつも素晴らしいっす!
そして一行は日高から十勝へ、、、
富良野岳へのアプローチ!まだまだ雪渓が残っていますねぇ
女王コマクサも至る所に
利尻しかないはずのリシリヒナゲシもなぜか、、、
花の百名山でもある富良野岳
富良野岳からは、熊さんの宝庫でもある三峰山を通り、かみふらの岳⇒上ホロカメットク山と踏み避難小屋へ
翌日は小雨の中を十勝岳経由で白銀荘へ下りて無事終了!いやぁお疲れさまでしたぁ
本来なら景観バツグンの凌雲閣の露天風呂!
2010/07/01
山マンガ
STEEPでDEEPな山マンガ、独断と偏見で勝手にランキングしちゃいました〜♬
5位 「ビッグウォール」文藝春秋
90年代後半の作品で山野井泰史さん監修ということで、かなり細かい部分が洗練されています
クライマックスは落石によってギアを落とした主人公が、ありえないムーブを駆使しトール西壁に登りつめるというもの
ひとつあげるとすれば、描写の迫力、、、でしょうね
4位 「氷壁の達人」ギガコミックス
山岳同志会小西政継氏をモデルにした力作!
もう20年も前のマンガだが、小西氏の著書の数々と同時読破すれば、「鉄の男」になれる!?
ちなみに小西氏の著書は年代順に読むとわかりやすいっす
最後は長尾三郎氏の「激しすぎる夢」で完結しましょう!
3位 「神々の山嶺」集英社
もはや説明不要の名作!夢枕獏氏と谷口ジロー氏のコラボで超ド級の世界を描いています!!!
谷口氏はこんな描写ができるのに、本当に山を知らないのだろうか???
大義名分も、現代の草食系男子にもの申す「エベレスト南西壁冬期単独無酸素登頂」!うーむ、獣の臭いがする!そして感動のラスト
2位 「K」双葉社
谷口ジロー氏の迫力満点の登攀描写と伝説とも言えるKの武勇伝の数々にただただ感動、、、
時には氷壁に取り残されたクライマーを大鹿の太ももで凍傷を治療し、時にはオーバーハングに吊るされたパートナーを腕がらみ一本で引っぱり上げ、時にはエベレストの偉大な神々の息吹と自らの呼吸を重ね、そして時にはマイナス170°の聖山カイラスで生き延びる!そして、人は彼のことをKと呼ぶ
1位 「岳人列伝」小学館
初出は81年というから歴史を感じますねぇぇぇぇ
全話名シーン目白押しですが、あえて挙げるとすれば、グランドジョラス北壁で遭難死した日本人パーティの息子同士の20年越しのリベンジを描いた、壮絶な登攀の末に言い放ったこの一言!「わかったぜ父さん、山は人が死ぬ所ではなく、人が生きるために最大の努力をする場所だと」、もうひとつはK2で完全にやりすぎちまった隊員たちに雪崩が襲って来たときのコンセンサス「裁くのはK2(コイツ)だ!!!」
番外編
99年にヤングサンデーに掲載された山野井泰史氏のフィッツロイソロ登攀を描いた作品!モーニングに連載されてたクライミングマンガ
絵がきれいでなかなかのマンガだったんですが、途中で中途半端に終わっちゃってるのが残念!
絵はなんとも言いがたいんですけど、山岳警備隊を舞台とした熱血物語でまあまあ熱い!です
ある意味下馬評通りの結果?に!いやあ、山マンガってほんといいもんですねっ!
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